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クラウドコストの実務ノート
AWS / Google Cloud の請求明細を読み解く現場で、実際によく見つかる論点をまとめています。 コミットメント割引の落とし穴、月次サマリーでは見えないコスト、生成AI時代の費用構造など。
- 2026.09.16約21分で読めます
CUDとSP/RIは「似た割引」ではない — 率で比べるのをやめて、4つの軸で並べ直す
Google CloudのCUDとAWSのSavings Plans / Reserved Instancesは、どちらも「1年か3年コミットして安くする」仕組みですが、判断を分けるのは割引率ではありません。何にコミットするか(適用単位)、誰に届くか(共有範囲と適用順序)、満了したら何が起きるか、そしてリセラー割引の分母にどう効くか。この4軸で並べ直しました。2025年12月に追加されたDatabase Savings Plansを含め、仕様は公式ドキュメントに当てて確認しています。
AWSGoogle CloudSavings PlansReserved InstancesCUDクラウドコスト - 2026.09.08約22分で読めます
請求内訳が出せずに止まった5件に、1つずつ対応する — AWS / Google Cloudの画面・権限・出力形式
リセラー割引の見積は、請求内訳が届かないと始まりません。前回の集計で算定に入れられなかった5件の欠落理由に、AWSとGoogle Cloudの実際の画面・メニュー名・必要なIAM権限で1対1に対応させました。請求書PDFで足りるケースと、Cost ExplorerやCost tableのCSVが要るケースの分かれ目、そして「明細をください」と言うと金額列が落ちた出力が返ってくる理由まで書いています。画面名・権限は2026年8月13日時点で公式ドキュメントに当てて確認しています。
AWSGoogle Cloudリセラー請求書IAMクラウドコスト - 2026.09.01約13分で読めます
実案件14件のうち、割引対象額を算定できたのは9件だった — 残り5件を止めていた3つの欠落
リセラー割引の見積を出すには、まず割引対象額を算定できる資料が要ります。2026年に扱った実案件14件(13社)を「割引対象額を算定できたか」で数えたところ、算定できたのは9件(64%)、AWSは6/10件、Google Cloudは3/4件でした。算定に入れられなかった5件の内訳は、請求内訳そのものが未受領3件・金額列のないデータ1件・そもそも実績請求が存在しない1件です。
AWSGoogle Cloudリセラー請求書クラウドコスト - 2026.08.28約25分で読めます
リセラー移管でアカウントIDが変わるとき、何を作り直すことになるのか — 発注前に決める6項目
AWSの既存アカウントのIDは、後から付け替えられません。そのため「IDが変わる」ことと「新しいアカウントを作る」ことと「ワークロードを移行する」ことは、同じ一つの事実の言い換えになります。何が作り直しの範囲に入り、何が継続できるのか。発注の前に誰が何を決めるのか、そして決めたあと実際はどう進むのかを整理しました。
AWSアカウント移管IAMクラウドコストリセラー - 2026.08.25約16分で読めます
RI/SPの割引共有は2025年11月に「組織まるごとON/OFF」ではなくなった — マルチアカウント環境で確認すべき7項目
Reserved InstancesとSavings Plansの割引は、AWS Organizations配下ではデフォルトで組織全体に共有されます。2025年11月にグループ共有がGAし、共有はON/OFFの二択ではなくなりました。買ったアカウントに優先適用される順序、Zonal RIのキャパシティ予約との違い、Google Cloudでは共有の単位も順序も違う点、そして請求のまとまりを変えると割引の効き方が変わる理由をチェックリストにまとめました。
AWSSavings PlansReserved InstancesGoogle Cloudクラウドコスト - 2026.08.15約13分で読めます
実案件9件の請求書で、リセラー割引の分母は請求総額の何%だったか — 中央値61.6%、100%だったのは2件
リセラー割引が掛かるのは請求総額ではなく割引対象額です。実際に分析した9件(AWS 6件・Google Cloud 3件)の請求書で対象額が総額に占める比率を集計したところ、中央値61.6%、レンジ46.2〜100%でした。Savings Plans・Reserved Instances・CUDを1つも持たない2件だけが100%で、1つでも持つ6件は46.2〜72.9%に落ちています。
AWSGoogle Cloudリセラー請求書クラウドコスト - 2026.08.13約9分で読めます
Google Cloudのリセラー割引に「一律◯%」は存在しない — 割引率がSKU単位で変わる構造と、AI比率が上がるほど分母が痩せる理由
AWSのリセラー割引は割引対象額に一律の率が掛かりますが、Google Cloudは同じ形をしていません。サービス・SKU単位で適用率が変わるため、実効値は加重平均でしか出ません。Vertex AIに割引が乗らない構造、CUD/SUDが分母のどこに効くか、見積を受け取ったときにGoogle Cloud固有で確認すべき5つの質問をまとめました。
Google CloudリセラーCUDVertex AIクラウドコスト - 2026.08.04約13分で読めます
AWS請求書の「マイナス行」を割引率と読むと5倍ずれる — SPとRIを請求書だけで見分ける3つのテスト
請求書のマイナス行を合計して総額で割る計算は、Savings Plansのコミット費用が相殺されないため過大になります。実測では表面15.0%に対し正味2.9%で約5倍の乖離。SPの正味効果を出す方法、時間比例性テストでRIを検出する方法、All Upfrontを見抜く方法をまとめました。
AWSSavings PlansReserved Instancesクラウドコスト請求書 - 2026.08.04約9分で読めます
リセラー割引が請求書のどこに乗るかは、AWSの公開情報に書かれていない — 割引対象額の4つの除外と3通りの外し方
リセラーの「◯%削減」は請求総額に掛かるわけではありません。割引が乗る分母から外れる4つのカテゴリと、Savings Plans・Reserved Instances・Private Rate Cardで外し方が3通り違う理由、自分の請求書から割引対象額を出す手順をまとめました。
AWSリセラーSavings PlansReserved Instancesクラウドコスト - 2026.07.29約13分で読めます
AIのAPI化でクラウド費用が「見えなくなる」構造
生成AIの利用が席課金のSaaSからAPIへ移ると、費用は席課金・トークン代・周辺インフラ・人件費の4か所に分散します。市場予測ではなく請求書の構造から、総額が見えなくなる仕組みと今日から打てる4つの手を整理しました。
生成AIAWSGoogle Cloudクラウドコスト - 2026.07.22約3分で読めます
AWS Cost Explorerだけでは気づけない「隠れコスト」5選
NAT Gatewayのデータ処理料金、クロスAZ転送料、EBSスナップショットの世代管理漏れなど、Cost Explorerの月次サマリーだけでは気づきにくい5つのコスト項目と、その確認方法をまとめました。
AWSCost Explorerクラウドコスト - 2026.07.15約3分で読めます
Google Cloud Committed Use Discount(CUD)で損をしないための3つのチェックポイント
Google CloudのCommitted Use Discount(CUD)は、AWSのSavings Plansと似て非なる仕組みです。適用範囲の違い、プロジェクト間の共有設定漏れ、SUD廃止後の設計転換という3つの盲点を整理しました。
Google CloudCUDクラウドコスト - 2026.07.07約3分で読めます
AWS Savings Plansで損をしないための3つのチェックポイント
Savings Plansは「買ったら終わり」ではありません。インスタンスファミリー変更によるカバレッジ低下、コミット期間中の価格改定リスク、RIとの二重最適化ミスという3つの盲点と確認方法を整理しました。
AWSSavings Plansクラウドコスト
自社の請求明細で確認したい方へ
CloudCut は、既存の環境や構成を変えずに請求の窓口を切り替えることで、 AWS / Google Cloud のコストを10%以上削減するサービスです※。無料診断では、現在の利用状況からおおよその削減幅をお伝えします。
※「10%以上削減」は、CloudCut がご提案の基準としている、請求総額に対する削減率の下限です。ご請求の内訳を精査し、10%以上の削減が見込める場合にのみご提案しています。実際の割引率は利用規模・契約期間・現行サービス構成により変動します。
